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| 運営者 | 兵庫県斎藤知事の疑惑 | 
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19歳を目前に、それまで元気だった父親が急死して、父親が経営する工場の後を継ぐことになりました。 その工場は1社に100%受注を依存する、いびつな営業構造の会社で、生殺与奪権を発注先に完全に握られている状態でした。 後から詳しく調べると、相続放棄した方が良かったのではないかと思いましたが、伯父さんが借金の保証人になっていたことから、実質的に相続放棄は出来なかったであろうと思います。 また、父は休みなく働いていたのと、資金繰りの心労が重なって亡くなったとも思っています。
100%受注を依存していて、他の受注先を開拓すれば、取引停止が暗黙の了解でした。 父が亡くなってしばらくは面倒を見てくれたので、良かったのですが、その取引先の業績が向上して株式を上場する頃から、だんだんおかしくなってきて、絶対合うはずの無い単価を提示して来て、事前の単価交渉をする余地も無く、生産が始まってしまう状況になり、1ケ月締めてから値増し交渉をすると言う不自然な取引きになって行きました。 バブル景気になって来ると、有効求人倍率が高くなり人材の採用も難しくなって来ると、その取引先から、50人以上の規模で社内の福利厚生設備も整った工場にしないと取引きしないと通達がありました。
当時、30人規模の工場だったので、かなりの借金をして50人規模の工場を新築することになりました。 しかし、工場が完成して稼働する頃には、バブルが崩壊して、「人員は増やすな」と言う都合の良い通達があり、50人規模で採算が取れる工場に30人しかいない状態になり、当然、大赤字になってしまいます。 元々合わない単価を提示されて、締め後に値増し交渉するいびつな取引きになってしまっていたのに、さらにその値増しの幅が大きくなってしまいました。 その上、パワハラ体質の担当部長は、協力工場全社から決算書を提出させ、経費の科目ごとの比率を出して、「お前の工場はこの科目の比率が高いから下げろ。その分は値増しから引く」と言う無茶苦茶なことを言います。そもそのどの支払いをどの科目に計上するかは、経理担当や税理士さんによって変わる経費が多くあるので、全ての科目を最も低い工場の水準に揃えようとするのは、出来ないことで、本当にそんなことをすれば全ての協力工場の経営が成り立たなくなります。
この部長は気に入らない社員に嫌がらせをして辞めさせ、工場には接待を強要する最低な人間でしたが、不正なやり方で、経営目標は確実に達成するので、最終的には、一番重要な製造子会社の社長まで登り詰めることになります。 合うわけの無い単価を提示して、協議さえしないことは下請法の「買い叩き」に該当する行為です。私は、この不正を公正取引委員会に申告しました。しかし、他の工場は元請けからの報復を恐れて申告しませんでした。下請法には報復を禁止する規定はありますが、物理的な報復は禁止出来ても、精神的な報復までは立証が難しく何をされるか分からないからです。
公正取引委員会に問い合わせしても下請法の場合、申告が複数の会社から無いと動けないとのことで、公正取引委員会が是正勧告することはありませんでした。 そうこうしているうちに、バブル後の景気低迷や生産拠点の海外移転などで、100%稼働を保証することは出来ないと、これも都合の良い話しが出て、これまで営業部門が無かった会社が、受注確保に奔走する事態となりました。 他の工場は下請け体質のまま、受注先の確保に走りましたが、私は、インターネットを使って、一般ユーザーから直接受注をすることにしました。 最初の年は、ホームページ制作会社が作成して来た美しいホームページをそのまま何もせずに受注を待っていましたが、1年の平均売上げは17,000/月程度だったと思います
そこで2年目からは、ホームページのデザインが多少崩れても自社の強みや商品の見分け方など、専門家でしか出せない情報を掲載するようにしたところ売上げが前年比18倍に増加し、その後も掲載する情報を増やすにつれて、売上げは順調に伸びて行き、インターネットの受注だけで工場が稼働するまでになりました。 そして、経済産業省のIT経営百選の最優秀賞を受賞するまでになりましたが、工場新築した借金の負担は大きく、いくら直接ユーザーから受注しても、借金は減って行きません。 借金の負担が大きいことから、工場の土地建物を売却することに決めました。銀行から売却相手を紹介され、「工場を売却してもリースパックして、今のまま使っても良い」と言う好条件だったので、売却しました。
しかし、その売却先の会長は「国連世界平和賞」と言う存在もしない賞を受賞しているとか言う怪しい人間で、「リースパックしてやっているんだから、言うと通りに動け」と言うパワハラ人間でした。この人とはかなり戦いましたが、結局、工場を移転することにしました。 そして、決定打となったのが、それまで、代金前払いだったのが、「ある程度まとまった発注をするから後払いにして欲しい」と言われその商品を納品したところ、クレームを付けられて代金が未払いになってしまったことです。色々調べたところ本来の使い方をしていないと分かり、担当者と喫茶店で会って話しをしたところ「正しい使い方では無い」ことを認めましたが、後から来た社長は「迷惑しとるんや!」とだけ言って千円札をテーブルに叩きつけて帰ってしまいました。典型的な詐欺の手口でした。 結局、これが決定打となって鬱病を発症し、仕事をすることも出来なくなり、自己破産しました。
練炭で自殺未遂もしました。練炭を炊くと眠くなりましたが、運良く目が覚めました。とにかく絶望で生きて行く力などどこにもありません。とても多くの人に迷惑をかけてしまったことは今でも悔やんでいます。 自己破産しても100万円までは手元に残しても良いことになっていますが、ギリギリまで耐えたので、手元にはほとんどお金がありません。 自宅が競売にかかって、落札した業者から〇日までに退去すれば、引っ越し費用として30万円支払うと言われ、そのお金で食いつなぎました。
鬱病でも仕事をしなければ生活が出来ないので、回復を待って飲食店の販売部門へ就職しました。 今度は、残業代の未払いです。私は大丈夫だったのですが、店舗で働く社員の残業代が払われておらず、私が内容を把握して、労働基準監督署に申告しました。 労働基準監督署は残業代の未払いを認め、是正勧告を出しましたが、会社側は残業代未払いの社員に対して、個別に面接して、債権債務不存在の覚書に署名捺印を求めて来ました。 その際に私のことを「あいつは自己破産したヤツや」と悪性立証して申告の正当性を否定し覚書に署名捺印させました。 その後、WEBマーケティングで自立し、生活もなんとか出来るようになりました。今は、多様な取引先と仕事をさせて頂いているので、変な先はお断りすれば良いので、不条理なことはありません。
パワハラや買い叩き、詐欺、残業代の未払い、悪性立証とさんざんな目に会って来ましたが、恐らく誰でも大なり小なり理不尽な目に会っていると思います。 そのような不正をしている人がのさばる世の中にはしたくない。こんな目に会うのは自分だけで良いと強く思っています。
優越的な地位の人間が弱い立場の人間を貶めると、貶められた人間の人生は破壊されます。どんな絶望感を味わうか自分の身に置き換えて考えて欲しい。 優越的な地位を振りかざして弱い者イジメがまかり通る社会にはしたくないと思って声を上げています。