斎藤知事 設定が違います

2025年9月6日

選挙期間中には自分が出来ることをしたと言っているが、斎藤氏が同席している選挙集会で、立花氏の援護射撃について司会者が発言

記者:立花氏に関して、先ほど承知していないので、コメントできないと言うことだったんですが、2馬力選挙を斎藤知事の当選を目的でやられたと言う認識は、今も無いと言うことでしょうか?そのあたりの認識は今も変わらずなんでしょうか?
 
知事:そうですね。私は自分が出来ることを11月の選挙期間中に懸命にさせて頂きましたので、自分が出来ることを街頭演説などをしっかりやらせて頂いたと言うのが私の選挙でした。

皆さんの中で、この現在の状況と言うか、N党の立花さんがSNSとかYouTubeで報道されてる内容ってご存じでしょうか。ご存じの方、手を挙げて下さい。あ~皆さん結構。はいはい、ありがとうございます。

信頼性・説明責任への影響

知事の「知らない」という説明と、動画により確認できる事実とが食い違えば、「虚偽説明」や「記憶の不自然さ」が指摘され、信頼性が大きく損なわれます。

選挙の正当性に関わる問題であるため、「知事は意図的に事実を隠したのではないか」という疑念が広がりやすいです。

法的・制度的な影響

直ちに刑事責任に直結するとは限りませんが、公職選挙法における「選挙運動の実態」や「第三者との関係」が再度精査される可能性があります。

動画の内容が「共謀」「事前調整」の証拠と見なされると、選挙管理委員会や第三者から問題提起がなされる恐れがあります。

政治的影響

県議会での追及が激化し、「説明責任を果たせ」との声が強まるでしょう。

支持層にも分裂が生まれ、特に中立的な層や保守的な有権者が離れるリスクがあります。

立花氏や旧N国党との距離感が再びクローズアップされるため、「不透明な関係」としてマイナスイメージが固定化する恐れがあります。

メディア・世論の反応

「動画証拠」があるため、報道機関やSNSでの拡散は避けられません。

特に「言っていることとやっていることが違う」という構図は、批判を集めやすい典型的なスキャンダルパターンです。

信頼回復には、丁寧な説明と検証手続きが不可欠になりますが、説明を拒否・矮小化すると、かえって火に油を注ぐ可能性があります。

記者クラブ外の質問者はクジ引きで決定。公務がないのに時間制限が続く斎藤元彦兵庫県知事の定例記者会見(2025年9月4日)

2024年11月27日以降、「予算編成などが多忙である」という理由で記者会見の時間を1時間前後に制限するようになった。

その理由について知事は、

「内外との会議や行事など公務がかなり立て込んできており、公務を入れるということが大事になってきていますので、これまでと同様の1時間程度ということで、私どもとしては今考えさせていただいております」

と答えている。

この期間に斎藤知事の定例会見は25回行われていた。

確かに1月8日、1月22日、3月19日、5月8日などは引き続き予定が入っており、時間の記入はなかったものの3月27日や6月17日にも会合の記載がある。

しかし、残りの17回については会見のあと公務の予定が記されていない。

知事は「公務を入れることが大事」と言っていたが、実際には入っていなかったのである。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7f02ff60eed8dd8bfad14bf592363791c98bd35a(出典:Yahoo!ニュース 赤澤竜也)