全く嚙み合わない斎藤知事の記者会見

2025年9月7日

兵庫県の斎藤元彦知事が定例会見(2025年9月3日)

関西テレビ鈴木さん:阪神タイガース。最速で明後日にも優勝するかもと言うことで言われておりますが、今日時点での優勝パレードに関する考え方を、改めてになりますが、お伺いしてよろしいでしょうか?

知事:阪神タイガースにおきましては、首位を独走していると言う状況で、マジックも日々減少していると言う状況です。阪神タイガースは兵庫県を代表するプロスポーツチームですので、その活躍は大変県民としても喜ばしいと思っています。是非このまま優勝に向けて歩みを進めて頂きたいと言う風には思っています。

パレードの実施については、先日の会見でお答えした通りですね、警備費用の高騰などを踏まえまして、パレードの開催については、慎重に検討する必要があると言う風には考えていますね。

関西テレビ鈴木さん:非常に、知事の今のご発言でなかなか不思議な感じかしたのがですね、一昨年のパレードの時と言うのは、基本的にはクラウドファンディングであるとか企業の協賛金であるとか、そう言ったところから警備費用や運営費用を捻出され県として税金を投入したのは、人件費。職員の人件費であったと理解しています。警備費の高騰と言うのが、県り支出とは全く関係の無いと思うんですが、そこを理由に挙げられるのは何か理由があるのでしょうか?

知事:2年前にパレードを実施させて頂きましたが、その後も様々な人件費であるとか、警備費用であるとか、資材価格の高騰などがございますので、そういった面を踏まえますと、先ほど申し上げた通り、パレードの開催については、慎重に検討する必要があると言う風に考えているというところです。

関西テレビ鈴木さん:警備費用であったりとか、資材価格の高騰であったりと言うのは、やっぱりその、いわゆる前回だったら、協賛金で賄っていた実行委員会の費用であって、県の出費はあまり関係ない。それだけ県の職員の人件費が上がっていると言うことが起こっているのかと言うと、そうでは無いと思うので、ちょっとそのあたりの理由が、不思議だなぁと思いました。やっぱり頭をもたげてしまうのは、警備費であったり、そういった運営費と言うものを、もしかしたら知事の中で何か協賛金と言う形を経由させる形で県費を出したような感覚がもしかしたらおありなのかな、と言うことする思ってしまうようなご発言かなと思ったのですが、その辺いかがですか?

知事:様々なご指摘やご意見は、記者さんの個人的なご意見としては承りますけども、私としては、先ほどらい述べさせて頂いてる通りですね。何れにしても、今後、阪神タイガースに於かれましては、引き続き、ペナントレースの優勝に向けて、しっかり、勝利を積み重ねて頂きたいと考えています。

選挙ウォッチャーちだいさん:8月15日に日本武道館で行われた全国戦没者追悼式に石破茂内閣総理大臣から当日は天皇皇后両陛下の行幸啓を賜りたい旨お願い申し上げていると言うエクスキューズが付いた状態で参列のご案内が届いていたはずです。それでも知事は天皇皇后両陛下の参列よりも高校野球を優先されていましたけれども、この時知事は、黙祷している写真をアップしていました。これは追討にリモート参加していたと言う意識でよろしいでしょうか?

知事:追悼式典については、まず8月1日に県主催で、兵庫県戦没者慰霊式を厳粛に行って、私も、式辞を述べさせて頂くと言うことをさせて頂きました。先の大戦で犠牲になられた方への追悼の誠を捧げるとともに、平和を次世代に継承する必要があると言う風に認識しています。他の戦没者慰霊式の出席については、これまでの取り扱いなどを参考にしながら、これは担当が福祉部になりますので、協議して総合的に判断をして、今回も同様に対応すると、言うことでございます。ご指摘頂いた、全国戦没者追悼式はこれまでと同様に福祉部長が出席するなど、適宜対応させて頂いていると言う状況でございます。

選挙ウォッチャーちだいさん:人と命の優先順位の話になりますけど、今日も、兵庫うまいもんコレクションの朴葉山椒味噌焼きとか紹介されていましたし、先日も、セブンイレブンの新商品を紹介されていました。

一方で、斎藤知事が二馬力選挙を黙認し、立花孝志が名誉棄損を繰り返し、竹内英明さんがお亡くなりになったと言う話しで、立花孝志の取り調べも始まっています、まざに自分の選挙の犠牲になったと言う風にも考えられるとも思うんですけども、県議の方々が中心になって竹内さんの遺児を支えるための基金を募集しています。居酒屋とかコンビニの商品を紹介していますけれども、ここで、遺児の基金の募集を呼びかけるお考えはあるでしょうか?

知事:前回の選挙では、これまで述べさせて頂いている通り、私としては、選挙期間中も含め自分が出来ることを懸命にさせて頂いたと、そして、県民の皆様のご付託を頂いたと言うことでございます。竹内元県議につきましては、改めてお悔やみを申し上げたいと言う風に思います。ご指摘頂いた基金は、議員の方などが有志として設立されたと言う風には受け止めています。

選挙ウォッチャーちだいさん:ここでもし、斎藤知事が呼びかければ斎藤知事を支援しているような方々もこれに参加するんじゃないかと思いますけれども、ここで呼びかけると言うお考えがあるか無いかをお聞きしています。

知事:基金への対応については、各個人の判断になると言う風に考えております。議員の皆様などが有志で設置されたと言う風に受け止めております。

選挙ウォッチャーちだいさん:今の回答だと、朴葉山椒味噌焼きとか、ゆず香る淡路産の玉ねぎのピクルスの方が優先順位が高い感じになっちゃうんですけども、それは適切だとお考えでしょうか?

知事:先ほどご指摘頂いた基金については、先ほど申し上げた通りと、言うものでございます。県としては様々な家庭状況や経済的な理由によらず、全ての児童生徒たちが、進学など人生の選択肢を広げていくための施策を推進して行くことが大事だと思いますね。

選挙ウォッチャーちだいさん:子供の未来よりも、椒味噌焼きと言うことですね。ありがとうございました。

フリー赤澤さん:神戸学院大学の上脇博之教授が今年の1月8日から7月7日までの定例記者会見が行われた日の知事の公務の予定や日時の分かる文書を情報公開請求されたところ、ご予定が開示されました。それを拝見しますと、1月8、22、3月19、5月8などは、会見の後にご予定が入っておられましたし、3月27、6月17は時間が書いていませんでしたが、会合の記載がありました。ただ、残りの17日は会見の後、公務が無いようでした。この会見、このところ1時間で区切られているんですけども、公務が無いときは延長して頂きたいと言う申し入れが結構あると思うんですけども、それを検討されるお気持ちはあられますでしょうか?
 
知事:ご指摘は真摯に受け止めさせて頂きたいと思います。記者会見に於いて記者さんからの質疑に対して、応えさせて頂くことを含めて大切な機会だと思っておりますが、時間については、これまで述べさせて頂いている通りですね、公務の関係もありまして、まあ、行事もあれば、庁内での重要な案件の打ち合わせもありますので、公務の都合で、現在1時間とと言う風にさせて頂いております。その点はご理解頂きたいと思います。
 
フリー赤澤さん:2022年にこの場で知事がですね、会見については、基本的には後を区切らず、公務が後に無い限り皆さんの質問が終わるまで続けたいなと思っております。と言う風におっしられているんですが、ところが去年の春ぐらいから、春ぐらいまでは3時間ぐらい続く時もあったのに、1時間に区切られて今いる現状なんですけども、その理由をお教え頂けますか?
 
知事:ですから、公務などですね、本当に・・・・
 
フリー赤澤さん:いや、公務が入っておられない日は延長するとと言う風に言ってらっしゃったんですよ。2022年ね。それが変わった理由をお尋ねしているんですよ。
 
知事:ですから、何て言うんですかね。打ち合わせや重要案件など、やはり、県政を進めて行く上で大切な公務打ち合わせと言うものが、やはり立て込んでいますので、そういった理由から、記者会見については、1時間と言うことで、させて頂いておりますので、ご理解頂きたいと思います。

兵庫県の斎藤元彦知事が定例会見(2025年8月26日)中学生記者から「残念です」と言われる

拡声器を使ったプロテストによる「斎藤やめろ」コールの声が、屋外から会見室に響き渡る中、久々に会った斎藤氏は選挙の時とは大きく違い、表情がないことに驚いた。「あなたみたいにね、政治に関心を持ってくれる若者が増えたと言うことがね、一番嬉しいですね。ありがとう」。
あの時のように、目を輝かせていた斎藤氏はどこへ行ったのだろう……そして、SNSでは、ぼくの心を傷つける誹謗中傷や事実ではない発信、投稿が始まっている。とても残念だ。

川中だいじ記者の記事(出典:日刊ゲンダイ)

日本中学生新聞 川中だいじ記者に対する誹謗中傷

2025年8月6日兵庫県斎藤知事記者会見

今日、前回までと比べて、こちらの記者側の質問を聞き返される場面が多いと思いますが、その原因は何でしょうか?「ま、ちょっと聞き取りにくい」何故聞き取りにくいんですか?「まあ、聞き取りにくい状況があるからですね。」どういった状況ですか?「まあ、聞き取りにくいということです。」「これ以上質問は同じ答えになります。」何故聞き取りにくくなっているのですか?それは説明出来ないのですか?「聞き取りにくいと言うだけですね。」原因を訪ねています。「同じ答えになります。」外部の抗議の声が大きくなっているからと推察されるのですが、何故大きくなっていると思いますか。「私は、様々な批判やご指摘と言うのは真摯に受け止めて行くことが大事だと思いますね。」何故大きくなっているかと言う原因を伺っているんですが。「同じ答えになってしまって申し訳無いんですけども、様々な批判やご指摘と言うものは、真摯に受け止めて行きたいと言う風に思います。」

2025年7月29日兵庫県斎藤知事記者会見

女性記者が7月29日、斎藤知事の定例会見で行った訴えは耳を疑うものだった。 「先週もここで質問をして、その後会社にクレームの電話が鳴りやまずに、私は県政の担当を外れることになりました」  女性記者は涙で声を震わせながら続けた。 「記者が会見で質問をして、即日炎上して、翌日には配置換えが決まると。そういうことが兵庫県では起きます」

2025年7月16日兵庫県斎藤知事記者会見

県保有情報の漏洩。文春とか立花さんに漏洩した問題で、刑事告発の議論に知事も入っていたのですか?「あの、その質問は、ちょっと前の記者会見でも、もうお答えしていると思いますので、それは担当部局が判断したんだと言うことですね。」

告発するしないの判断も担当部局だけって言うことなんですかね。その、調査対象については、担当部局と聞いたのですが、告発するしないって言うのも担当部局のご判断だったと言うことでよろしいんでしょうかね。「ですから、そこは県保有情報が漏洩したと、それが県職員がしたと言う可能性が高いと言うことでしたので、県として告発をさせて頂いたと言うことですね。」

5月22日の毎日新聞の社説で「プライバシーの暴露と公益に資する情報提供を同列に扱った県の判断は理解できない」って言う社説を書いているんですけども、知事はこう言った指摘をどう受け止められていますか?「まあ、県保有情報が漏洩したと言うことに関して、告発をさせて頂いたと言うことですので、県の方の判断でさせて頂いています。」

役所の情報が漏洩したら何でも秘密に当たるとは言えないと言う判決があって、法的保護に値する実質秘があるかどうかって言うところが問題になる。文春オンラインの記事のどこに実質秘に値する部分があると判断されたんでしょうかね。「いずれにしましても、先般述べさせて頂いた通り、県として保有している情報が、県職員によって漏洩した可能性が高いと言うことですから、それで刑事告発させて頂いたと言うことです。」

いや、司法が対応する以前に、告発するかしないかの議論で、文春オンラインの記事を私も全部読んだんですが、公共性・公益性があって、正しい情報提供であるとしか思えないんですけれども、そこをあえて刑事事件化するように持っていくって言うのは、言論機関に対する情報提供を委縮させる口封じじゃないかと、毎日新聞の社説でも書いているんですが、そうじゃなくて、明らかに文春オンラインに持って行った情報が問題だったって言う判断はどこでされたのか?「ですから、県として保有しておく情報が、外に持ち出されたと言うことで刑事告発させて頂いた。」

県保有の情報が外に出たから全てアウトでは無いと言う判例もある。「この件についてはこれまで何度もお答えさせて頂いております。あとは、捜査機関に委ねていると言う状況です。」

5月22日に消費者庁は、「公益通報者保護法に関わる対応について」と言う通知(行政機関における公益通報者保護法に係る対応の徹底について)を全国の全ての自治体に送りました。これは地方自治法に基づく技術的助言です。翌23日に県が「公益通報者保護制度の適正な運用について」と言う事務連絡を県政改革課長の名前で、県のいたるところにお送りになっているんですけど、この通知について、神戸学院大学の上脇教授が兵庫県に情報開示請求をして「上記の通知に対する知事のご意向の分かる文書もしくは、兵庫県職員に対して、上記通知を出すことの知事の意向の分かる文書」と言うのを情報公開請求されたら、公文書不存在と言う答えが返って来たんですけれども、技術的助言が出た後、知事は、県の職員の方と、ディスカッションとか指示とかはなさらなかったと言うことなんですかね。この文書不存在って言うのは。「消費者庁からの通知については、しっかり重く受け止めて行くと言うことですね。担当部局については、そういった通知の趣旨を、重く受け止めて、しかるべき庁内の周知などの対応をしたと言うことだと思います。」

知事は、部局にはこの技術的助言の指示やディスカッションはされていないと言うことですか?勝手にやったと言う認識で良いんですかね。「ですから、公益通報者保護法については、これまで申し上げてきた通り、消費者庁の通知については、しっかり重く受け止めるていると言う状況ですね。担当部局の方は、国からの通知が来れば、これはしっかり関係部局に周知をすると言うことは、これまでもしっかりやって来ました。それに基づいてしっかり対応したと言うことだと思います。」

消費者庁が5月22日に全国に発布した通知では、「3号通報した者も含めて措置を取ることを求めている部分もありますと言うところにアンダーラインが引いてあるんですよ。ところが、翌日に兵庫県が出した、適正な運用に関してでは、3号通報に係る公益通報についても、法の趣旨を踏まえて現在もご対応頂いているところですが、より具体的な対応方法について、今後検討を進めてまいります。としか書いて無いんですよ。これ今後検討を進めて行きますと言うのが良く分からないのですが、何の検討をしているんですかね。「それは、担当課のところに聞いて頂ければと思います。」

知事は、ご存じ無いんですか?何を検討しされているのか。「ですから、公益通報保護法については、消費者庁などの通知は重く受け止めていまして、まあ、これからも含めて、法改正の内容含めて体制整備をしっかりやって行く。」法改正の話しをしているんじゃ無くて、現行法での、知事の法解釈についてお尋ねしているんですよ。23日に兵庫県が県内に発布した事務連絡では、1号通報と2号通報って言う文言しか無いんですよ。これ上脇教授は兵庫県は3号通報は保護しないと読めるとおっしゃるんですけど、兵庫県は3号通報者は、保護対象になっているんですか?なっていないんでしょうか?「ですから、あのー、これまで申し上げた通り、法の趣旨を踏まえてしっかり体制整備して行くと言うことだと思いますね。」兵庫県で3号通報した人が保護されないって言うことになってくると、また新たな犠牲者が出てくるので、そこのところははっきりさせた方が良いと思うんですけども。「ですから、先ほどらい申し上げている通りですね。」

2025年7月9日兵庫県斎藤知事記者会見

赤澤さん:公益通報者保護法の定める体制整備義務における法定指針に3号通報が含まれるかどうか、知事の見解と消費者庁の見解が同じなのですか?とお尋ねしたのですが、「消費者庁の指摘は重く受け止める。」と言うご回答しか頂いていませんでした。で、この程開示された消費者庁の応接録を見ると、消費者庁の参事官室の林さんと言う方に、山本県政改革課長が、「消費者庁の解釈について、知事も理解しており、齟齬は無い。」と言う風にお話になっているんですけれども、知事は山本県政改革課長には、「法解釈は同じだ」とおっしゃられたんですかね。
 
知事:そのやり取りは詳細は承知していません。公益通報者保護制度については、これまで、申し上げてきた通りですね。消費者庁の通知等については、重く受け止めると、県としても、今回の法改正などを踏まえて、1号通報、2号通報、3号通報、いわゆる公益通報者に対しまして、法の趣旨を踏まえた体制整備をしっかり行って行くと。
 
赤澤さん:あの、法改正のことを聞いているんじゃ無くて、現時点での知事の法解釈についてお伺いしているので、改正の話しじゃ無いんですよ。
 
知事:ですから、これまで申し上げてきた通りです。
 
赤澤さん:山本県政改革課長は「知事も理解しており、齟齬は無い。」とおっしゃっているんです。国の公文書でね。で、これがもし違うんでしたら、山本県政改革課長が、勝手に知事の心の内を忖度して、向こうに言ったって言うことなんですか?
 
知事:ですから、公益通報者保護制度は、これまで申し上げてきた通り、消費者庁の通知については、重く受け止めると言うことですね。その点については、これまで申し上げて来ましたので、その点をご理解頂ければと思います。
 
赤澤さん:5月22日に消費者庁は公益通報者保護法に係る対応の適正についてと言う通知を全国の全ての自治体に送りました、これは地方自治法に基づく、技術的助言です。で、翌23日に県が公益通報者保護法制度の適正な運用についてって言う事務連絡を県政改革課長の名前で県の至る所にお送りになっているんですけれども、この通知について、神戸学院大学の上脇教授が兵庫県に情報開示請求しをして、上記の通知に対する知事のご意向の分かる文書、もしくは、上記通知を出すことについて兵庫県職員に対して上記の通知を出すことについての知事の意向の分かる文書と言うのを情報公開請求されたら、公文書不存在と言う答えが返って来たんですけれども、この技術的助言が出た後、知事は県の職員の方とディスカッションとか指示とかなさらなかったって言うことなんですかね。この文書不存在って言うのは。
 
知事:消費者庁からの通知については、しっかり重く受け止めて行くと言うことですね。担当部局については、そう言った通知の趣旨を重く受け止めて、しかるべき庁内の周知などの対応をしたと言うことだと思いますね。
 
赤澤さん:じゃ、知事は別に部局には、この技術的助言についての指示とかディスカッションはされていないと言う、勝手にやったって言う認識で良いんですかね。
 
知事:まあ、ですから、公益通報者保護法については、これまで申し上げてきた通り、消費者庁などの通知については、しっかり重く受け止めていると言う状況ですね。あのー、担当部局の方は、それは国からの通知等が来れば、これはしっかり関係部局に周知をすると言うことは、これまでもしっかりやって来てますから、それに基づいてしっかり対応したと言うことだと思いますね。
 
赤澤さん:あのね、消費者庁が5月22日に全国に発布した通知では、3号通報した者も含めて措置を取ることを求めている部分もありますと言う所にアンダーラインが引いてあるんですよ。ところが、翌日に兵庫県が出した、適正な運用についてに関しては、3号通報に係る公益通報についても、法の趣旨を踏まえて現在もご対応頂いているところでございますが、より具体的な対応方法について、今後検討を進めてまいります。としか書いて無いんですよ。これ、今後検討を進めて行きますと言うのが良く分からないんですが、何の検討しているんですか?
 
知事:されは、担当課の方に聞いて頂ければと思いますね。
 
赤澤さん:知事は、ご存じ無いんですか?何を検討されているのか。
 
知事:ですから、公益通報保護法については、消費者庁などの通知は重く受け止めていまして、これからも含めて、法改正の内容を含めて、体制整備をしっかりやって行く。
 
赤澤さん:法改正の話しをしているんじゃ無くて、現行法での知事の法解釈についてお尋ねしているんですよ、じゃ、最後に23日に、兵庫県が県内に発布した、事務連絡では、1号通報、2号通報って言う文言しか参考と言う所に無いんですよ。これ、上脇教授は、兵庫県は3号通報は保護しないって言う風に読めるとおっしゃるんですけれども、兵庫県は3号通報者は保護対象になっているんですか?なっていないんでしょうか?
 
知事:ですから、あのー、これまで申し上げた通り、法の趣旨を踏まえてしっかり体制整備をして行くと言うことだと思いますね。
 
赤澤さん:あの、兵庫県で3号通報した人が保護されないってなると、また新たな犠牲者が出てくるので、そこの所をはっきりさせた方が良いと思うので、そこの所はっきりさせた方が良いと思うんですけれども。
 
知事:ですから、先ほどらい申し上げている通りですね。

2025年7月2日兵庫県斎藤知事記者会見

予算化された事業についてレクチャーを受けても覚えていないのに、昨年4月に前総務部長が「パソコンの中からこんなものが出てきました」と報告した時のやり取りを本当に覚えているのか?「パソコンの中に不適切なものがあったと報告を受けたことは覚えています。私自身もビックリしまし、ショックを受けました。」で、前総務部長にどのようにおっしゃいましたか?「良くないよね」と言う反応をしました。

県知事選の選対会議で高見市議がリモートで参加した会議で、斎藤さんは「立花氏には、勝手にやってもらったら」と発言したのではないか。「選挙に関することは、ここで私がコメントすることは差し控えたいと思います。」

2025年6月25日兵庫県斎藤知事記者会見

消費者庁の見解と知事の見解は違うのでしょうか?「消費者庁の通知は重く受け止めています。」明確には答えず。

2025年6月11日兵庫県斎藤知事記者会見

「公益通報者保護法」違反何度となく指摘され、国でも何度も問題になり、兵庫県の事例によって法改正も行われている。そして、公職選挙法違反について告発がなされ、今回、地方公務員法違反でまた刑事告発がなされる。これは非常に重いことだと思います。これで職務を遂行できるのでしょうか?「様々な、ご指摘ご批判には真摯に受け止めたいと思っています。県政運営にしっかりと取り組んで行きたい」

2025年5月28日兵庫県斎藤知事記者会見

第三者委員会では、側近3人が知事から情報漏洩の指示があったと証言しているが、知事は指示していないと発言。

2025年5月20日兵庫県斎藤知事記者会見

立花孝志が誹謗中傷を流し続けても表現の自由ですか?特定の個人の発信については直接はコメントしません。

2025年5月8日兵庫県斎藤知事記者会見

現在、兵庫県で3号通報があった場合、どう対応するのですか?内容がどうか、まさに仮定の話しなので・・・。

2025年4月23日兵庫県斎藤知事記者会見

公益通報者保護法の有権解釈権は誰が持っているのですか?「消費者庁であり最終的な違法の判断は司法の場」。消費者庁が3号通報も法定指針の中に入っていると答弁している。斎藤知事が私の解釈と言っても、法解釈として認められない。それで行政の長が務まるんですか?兵庫県は斎藤人民共和国になったんですか?消費者庁の法解釈が兵庫県では通用しないんですか?

2025年4月9日兵庫県斎藤知事記者会見

パワハラは失職前に謝罪した。「では、失職の後に行われた選挙でパワハラなんかしてませんと演説したんですか?」

2025年3月27日兵庫県斎藤知事記者会見

職員がパワハラすれば処分するが、自分の11件のパワハラは襟を正せば不問。

2025年3月5日兵庫県斎藤知事記者会見

亡くなった元県民局長の名誉をあえて棄損する。死体蹴りをする斎藤知事。