【現地報告】斎藤知事、たった10人の抗議を避けるためにダミー車両を使用 ここまでやるのは、抗議が「かなり効いている」から
目次
中央労働センターでの出来事
2025年12月1日、県庁から徒歩約7分の中央労働センターで13時から公務が予定されていました。
通常であれば、12時50分頃に公式車両で到着し、正面入り口を利用します。しかし今回は様子が明らかに異なりました。
実際の状況
- 12:15、いつもとは違う車両が地下駐車場に進入
- 難波さん・マッツさん・プラカード隊約10名が地下駐車場前と裏口に分かれて待機
- 警察官は抗議者の約2倍の人数を配置
- いつもの公用車が後から登場、裏口側に駐車
- しかし本物は地下駐車場から出てきて逃げるように退出
- いつもの公用車には職員が1名乗って退却。まさにダミー車両
動画配信をしていたマッツさんが鋭いカウンターを行い、抗議の声はしっかり届きました。
県庁から徒歩7分の中央労働センター、13:00からの公務、12:15にいつもとは別の車で地下駐車場に入る。難波さんがカウンター、10人程のプラカ隊と難波さん、マッツさんで地下駐車場前で出待ち、しばらくしていつもの公用車が登場、建物の裏口に駐車、警察が数人警備、裏口にカウンター集合。↓に続く
— こむぎ (@norachan_sasa) December 1, 2025
税金を使った「茶番」では?
わずか10人程度の市民の抗議を避けるために、
- ダミー車両を県庁からわざわざ走らせる
- 警備人数は抗議者の倍
- 職員まで囮役として県庁から同行
これは常識的に考えて、税金の無駄遣いと言わざるを得ません。
しかも、囮車両の運転担当職員は最後に抗議者に頭を下げていったとのこと。見ていて痛々しい状況です。
県民と向き合う気が全くない知事姿勢
斎藤知事は、批判を受けるのではなく、批判から逃げることに全力を尽くしている状態です。
本来、県民の代表ならば、
すべきは
- 公開討論やタウンミーティングで説明責任を果たすこと
- 疑念を解消すること
- 対話の姿勢を見せること
すべきではないこと
- 逃亡ルートを作り、ダミー車で欺くこと
- 少人数の抗議を過剰警備で封じること
- 県民の声から逃げ続けること
「そこまでするか」と呆れる市民の声は当然です。
なぜダミー車を使う必要があるのか?
合理的に考えると、以下のどれかです:
抗議による映像や質問、追及を避けたい
- 追及に対して回答できる説明材料がない
- 反論できる自信がない
- 逃げる姿が広く拡散されることでイメージが悪化する
市民の抗議が広がるのを恐れている
- 10人の抗議が50人、100人になる可能性
- 動画配信を通じた県内外への拡大
精神的に追い詰められているサイン
- 小規模抗議にも過剰反応
- 「逃走ルート」を計画する異常性
そして何より、
「効いているから対策している」
という一点に尽きます。
ここまでやるのは、抗議が「かなり効いている」から
もし本当に、
「誹謗中傷」「少数の声だから気にする必要はない」
という認識なら、こんな大掛かりな逃走作戦は必要ありません。
ダミー車両の準備、警備強化、ルート変更は、
抗議活動が斎藤知事にとって致命的なダメージになりつつある証拠
です。
説明できない問題を抱えているからこそ、逃げるしかなくなっていると言えるでしょう。
県職員が従っていることも異常
本来、県職員の仕事は 県民のために行政を運営すること です。
しかし今回のように、
- 知事個人のイメージ防衛・逃亡のために動員
- 公務と直接関係のないダミー運転
- 抗議回避のための過剰警備
これは、
公務の目的から逸脱した命令=職員の職務利用の濫用
と批判される余地があります。
もし職員が命令に従っているなら、
本当に拒否できない異常な県庁体質
県庁内部が完全に萎縮し、反論できない環境
とも考えられます。
職員のひとりが頭を下げたという事実は、
県職員も良心では「おかしい」と思っている
ことの象徴です。
住民監査請求になる可能性がある理由
住民監査請求は、地方自治法第242条に基づき、
公金の違法または不当な支出・管理について住民が監査を請求できる制度
です。
今回のケースで論点になり得るポイントは以下の通りです:
ダミー車両の走行に公金(税金)が使用されている可能性
- ダミー車両を県庁から走らせた燃料費・人件費
- 運転担当職員の人件費
- 必要性の合理性が説明できない場合=不当な公金支出
過剰な警備体制の構築に公金が使われている可能性
- 抗議者10名以下に対し、警備員と警察官を多数動員
- 逃走ルートの為の警備指示・調整のコスト
- 安全確保義務の範囲を超える支出=不当な支出
抗議回避のための行政運営が「公益」に反している可能性
公費は、
- 公務遂行のため
- 安全確保のため
に使われるべきですが、
今回の行為は、
説明責任から逃げるための支出=県知事個人の利益のための支出
と評価される余地があるため、**「公金の目的外使用」**に該当する可能性があります。
最後に
この出来事は象徴的でした。
入りも出もカウンター大成功
逃げ続ける知事の姿勢が、より鮮明に
そして今日、ひとりの県職員が市民に頭を下げました。
政治への信頼を回復するために頭を下げるべきは、その職員ではなく知事本人ではないでしょうか。
県民の皆さんへ
県政の透明性と民主主義を守るために、今こそ声を上げ続ける必要があります。
斎藤知事、対話から逃げることで県政の信頼は戻りません。






